僕は、医療・介護業界で長い間、マネジメントの仕事をしていることもあり、色々な職員さん(職種)から様々な相談を受けます。
もちろん、直接的な仕事内容や人間関係の相談がほとんどですが、ときには、
「それは、想定外・・・」
というのが飛び込んできます。
最近だと、ある女性職員から、
「上司の口臭、体臭がきつくて、同じ空間で仕事するのがツラい・・・」
というのがありました。
そこで、この記事では、あすは我が身ということもありますので、自戒を込めて、
「マネージャー(管理職)として、口臭や体臭が仕事に与える影響」
について、経験談も交え、僕の考えをまとめておきます。
こんな人に読んでいただけると嬉しいです。
- 加齢臭が気になる年齢になってきた
- 管理職(マネージャー)として働いている
- 汗がスゴイ!!
口臭、体臭を甘く見るな!細部にこだわってこそ、信頼は形成される
まず、僕が考えた(考えている)、口臭、体臭が仕事に与える影響です。
- 臭い職場は、職員のパフォーマンスを下げる
- 口臭、体臭は、コミュニケーションの妨げになる(信頼形成の障害)
- 身だしなみの1つとして、口臭、体臭対策の徹底を!
- 清潔感は、「錯覚資産」として作用する
それでは、1つずつ説明していきます。
臭い職場は、職員のパフォーマンスを下げる
僕は最初、女性職員から「上司の口臭、体臭がきつくて、同じ空間で仕事するのがツラい・・・」という相談を受けたとき、「社会人(大人)として、その発言どうなの?」と思いました。
でも、相手の立場になって考えたとき、
「あまり広くない部署内で、毎日そのにおいにさらされているのは、たしかにツラいよな。パフォーマンスも下がっちゃうだろうし」
と感じました。
また、わざわざ僕のところに相談に来るぐらいなので、「結構、深刻なのかも?」とも思いました。
労働環境って、毎日のことなので、ちょっとしたことでも、長いスパンで見ると生産性に影響を与えます。
マネージャーの役割を、職員のパフォーマンスを最大化し、職員が気持ちよく働けるようにすることだと定義すれば、「自らのにおいが職場環境を悪化させる可能性がある」ということを、認識しておく必要があると思います。
口臭、体臭は、コミュニケーションの妨げになる(信頼形成の障害)
組織とは、人の集まりです。
そして、人が集まる環境においては、コミュニケーションは不可欠です。
主な理由としては、コミュニケーションの少ない組織は、職員の「向き(想い)」があわなくなり、結果、力が分散し、組織力が落ちるからです。(わざわざ言うまでもないですね・・・)
また、コミュニケーションの頻度は、信頼形成においても、大きな意味(効果)があるため、マネージャーからすれば、報告・連絡・相談をしてもらいやすい環境(空気)をつくっておくことはすっごく大事なことです。
そんなとき、「口臭・体臭」って、相手をかなり不快にしますので、お互いにとって、コミュニケーションの大きな障害になります。
なので、マネージャーとしては、仲間(部下)との信頼形成のためにも、「においマネジメント」も徹底しておく必要があると思います。
身だしなみの1つとして、口臭、体臭対策の徹底を!
どの職種でも同じかもしれませんが、僕が働く、医療・介護業界は、身だしなみは患者サービスの一環です。
もちろん、口臭、体臭も身だしなみの1つの要素です。
たとえば、患者として、受診した場合に、
「汚らしい医師や看護師」
「臭過ぎる受付担当者」
って、嫌ですよね。(ちょっと、不安にもなりますし)
なので、マネージャーとしては、「におい」もサービスだと認識することが大切です。
清潔感は、「錯覚資産」として作用する
錯覚資産とは、
「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」
出典:人生は、運よりも「勘違いさせる力」で決まっている
のことで、心理学でいうところの「ハロー効果」のようなものです。
清潔感や容姿端麗(イケメンなど)といったものは、仕事ができる人、信頼できる人みたいな印象を周りに与えます。
これが、ハロー効果であり、錯覚資産になります。
逆に、口臭や体臭がきつい人というのは、マイナスの「ハロー効果」が働きますので、錯覚資産として作用しません。
仕事をする上では、錯覚資産は多ければ多いほど、仕事が円滑に進みますので、清潔感を徹底的に高め、錯覚資産の1つにしちゃってください。
自己成長(成長の機会を得る)という意味でも、錯覚資産は大切な要素になりますし。
ちなみに、錯覚資産について、詳しくは、こちらの本を読んでみてください。
すっごく、おもしろいんで。
清潔感を高めるために、何をすればいいのか?【口臭、体臭対策含む】
僕がやっている、または、思いつく限りの対策をあげておきます。
- 毎日、お風呂に入る
- 毎日、シャンプーする
- 食後の歯磨きの徹底
- 肌を整える(化粧水・乳液を使う)
- フェイスシート、ボディーシートの活用(ふき取りシート)
- 制汗、デオドラント系アイテムの活用
- モンダミンなどのマウスウォッシュ(洗口液)の活用
- タブレット、ガム、口臭用サプリメントの活用
ちなみに、僕が、以前から実際に利用している商品は次のようなものです。
参考までに。(相手を不快にしないようにするために使っています)
シャンプー(ポリシー)
天然素材の海藻ゲルを使ったヘアシャンプーです。
天然素材ということもあり、地肌に優しく、毛穴に根詰まりした汚れまでしっかりきれいにしてくれます。(スッキリしますよ)
どちらかというと、僕としては、におい対策というよりは、育毛対策に使っています。
そのおかげかどうかわかりませんが、今のところ、フサフサです。(笑)

化粧水・ローション(ライスフォース)
CMなどで、「肌は、男の勝負服」なんて言われたりするぐらい、肌って清潔感とは切っても切れない関係があります。
もちろん、これは、男女問わず共通です。
「脂ギッシュな肌」や「カサカサ(ガサガサ)の肌」では、相手に与える印象は大きく変わってしまいますし。
なので、「清潔感を高めよう」と思い始めている、もしくは考えているなら、肌のケアも一緒に行うことをオススメします。
面倒ですけど、洗顔後に化粧水を使うだけでも、結構、違いますよ。
ちなみに、オススメは「ライスフォース」です。
ちょっと高いんですけど、効果は絶大です。(僕は、妻が使っているので、共用で使わせてもらっています)
【公式サイト】
⇒通販だけで2,100万本突破!お米から出来た自然派化粧品『ライスフォース30日セット』
フェイスシート(UL・OS)
夏場などで、汗をかいたときに活用しています。
バックに入れておけるので、すっごく便利です。
僕は、医療・介護業界の働いていますので、「やっぱ、大塚製薬でしょ!?」ってことで、ウルオス推しです。

全身薬用ローション(シーブリーズ)
主に、毎朝、寝起き時に使ってます。
寝てるときって、結構、汗をかくんで。(肌がサラサラして、スッキリしますよ)

まとめ
ここで、「口臭、体臭が仕事に与える影響」についておさらいです。
- 臭い職場は、職員のパフォーマンスを下げる
- 口臭、体臭は、コミュニケーションの妨げになる(信頼形成の障害)
- 身だしなみの1つとして、口臭、体臭対策の徹底を!
- 清潔感は、「錯覚資産」として作用する
僕は、そもそも、「身だしなみ(清潔感)」みたいな部分に、結構、無頓着だったりするので、かなり気をつけるようにしています。
なので、妻には、「臭かったら、すぐ言ってね」とお願いしていたり、肌がニキビや乾燥などで、ボロボロにならないように相談したりしています。
身だしなみ(口臭や体臭など)や清潔感に関わる部分って、他人から指摘してもらえることは、ほぼありませんので、必要以上に自分で意識するしかないと思います。
ぜひ、いい仕事をするためにも、仕事だと思って徹底していきましょう。(僕も気をつけます)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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