介護離職は絶対しちゃダメ!まずは、老人ホーム(介護施設)の検討を!

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高齢者介護、老人ホーム、介護施設

今回は、これからの超高齢者社会に向け、大きな問題となっている「介護離職」をテーマに、

  • 介護離職の何が問題なのか?
  • 介護離職後の現状
  • 家族に介護が必要になったとき、どうすればいいのか?

という3点について、まとめておきます。

 

「平成30年版高齢社会白書(内閣府)」によると、まだまだ高齢者は増え続け、高齢化率も上がり続ける予想です。

ちなみに、こんな感じで。(一覧表にしておきます)

(単位:万人)

全人口65~74歳75歳以上高齢化率
(65歳以上:%)
201712,6711,7671,74827.7
202012,5321,7471,87228.9
202512,2541,4972,18030.0
203011,9131,4282,28831.2
204011,0921,6812,23935.3
205010,1921,4242,41737.7

 

ここまで、高齢化率が高くなってくると、「家族の介護」と無縁の人生を歩むことは、ほぼ不可能です。

なので、いきなり家族の介護が必要になって、あたふたしないように、今から心と頭の準備をしておくことが大切だと思います。

  • 仕事はどうするのか?
  • 在宅介護?それとも、介護施設?
  • そもそも、どこに相談したらいいの?

と、「家族に介護が必要になったら、自分ならどうする?」を考えてみてください。

 

ちなみに、この記事は、そんなときのための、1つの判断材料として読んでいただけると嬉しいです。

仕事は絶対辞めちゃダメ!まずは、老人ホームの検討を!

まず、この記事で僕が伝えたいことです。

 

家族に介護が必要となり、自宅で1人にしておくのが不安な状況になったとき「介護のために仕事を辞める」という選択をしないでください。

そして、その選択をする前に、老人ホーム(介護施設)を検討してみてください。

 

あなたの人生は、介護が終わった後も、まだまだ続きます。

「介護離職」という選択は、その後の人生を大きく変えてしまいますので、オススメできません。

在宅介護を望んでいる場合や、在宅介護のすべての環境が整っているなら話は別です。

 

それでは、僕が「介護離職」をオススメしない理由について説明していきます。

介護離職の何が問題なのか?

以前の記事(介護離職後の再就職は7割できず!?その経験、介護業界で活かしませんか?)でも紹介しましたが、

  • 1年間に介護離職する人は10万人以上
  • そのうちの8割が女性
  • 介護離職した人の約7割が再就職できていない

という調査結果が、内閣府と総務省から出ています。

 

つまり、介護離職をしちゃうと、その後の再就職がかなり厳しくなるってことです。

 

また、当然ですが、仕事を辞めるわけですから、収入はなくなり生活は苦しくなります。

介護保険の利用にも、お金がかかります。

 

ただ、何より経済的につらいのは「介護はいつまで続くかわからない」ってことです。

期間が決まっていれば、計画も立てられるでしょうが、介護の終了時期は、誰にも予想できません。

 

結果、介護のために仕事を辞めてしまうことは、経済的に自分を苦しめてしまう行為なのです。

介護離職後の現状

2014年に行われた「仕事と介護の両立と介護離職に関する調査(明治安田生活福祉研究所)」によれば、

  • 介護離職後、平均年収が男性で4割、女性で5割ダウン
  • 介護離職後、正社員に転職できたのは、男性は3人に1人、女性は5人に1人

という結果が出ています。

 

つまり、一度仕事を辞めてしまうと、介護終了後に再就職できたとしても、給料はほぼ半分になってしまいます。

なので、絶対に仕事は辞めないでください。

 

なお、一応、調査結果を載せておきます。

仕事と介護の両立と介護離職に関する調査(明治安田生活福祉研究所)からの引用です。

介護転職後の働き方(明治安田研究所)

介護離職後の給与(明治安田研究所調査)

家族に介護が必要になったとき、どうすればいいのか?

介護が必要な家族が、要支援者(そんなに介護を必要としない状態)の場合、「介護のために仕事を辞める」という選択肢は出てこないでしょうから、「今までの仕事と介護の両立が難しい」という状況を想定してお話します。

 

まず、担当のケアマネージャーさんがいるなら、そのケアマネさんに相談し、老人ホーム等の介護施設を検討しましょう。

ケアマネさんが持っている情報の中で、色々な介護施設を紹介してくれるはずです。

 

もし、

「紹介された施設が合わない(納得いかない)」

「すっごく急いでいて、すぐに入居したい」

という場合は、老人ホーム(介護施設)の紹介サービスを利用してみてください。

完全無料で利用でき、すっごく便利です。

老人ホーム等の介護施設を探す場合、介護保険制度が複雑なうえ、色々な施設の種類があるので、個人で調べるのはすごく大変です。

 

詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

【超便利】老人ホーム・介護施設探しを無料サポート「きらケア老人ホーム」
今回は、「老人ホーム」や「介護施設」を探すときに、ぜひ、利用してほしい「きらケア老人ホーム」というサービスの紹介です。 なお、ここで言う「老人ホーム・介護施設」は、 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム サービス付き...

 

なお、介護保険を利用できる施設であれば、月10~15万円程度で入居できる施設があります。

ちょっと、高額に感じるかもしれませんが、介護離職をするより、ぜんぜん経済的です。

再就職で苦しむこともないですし。

 

ぜひ、「仕事を辞める」という選択の前に、老人ホームなどの介護施設への入居を検討してみてください。

まとめ

ここで、「介護離職」をオススメしない理由をおさらいしておきます。

  • 介護離職した人の約7割が再就職できていない
  • 経済的不安が続く(介護はいつまで続くかわからない)
  • 介護離職後の給料は、ほぼ半分になる

 

結果、「仕事を辞めずに、老人ホーム等の介護施設を利用しましょう!」ってことです。

 

ちなみに、家族に介護が必要となった場合、社会保険加入者(会社員等)であれば、介護休業が93日間まで取得できます。

介護休業の取得には一定の条件があります。

この介護休業期間を使って、ケアマネさんとの介護サービスの調整や老人ホーム等の見学を行い、仕事と介護を両立していける体制を整えましょう。

介護休業は、そのための制度ですから、遠慮せず利用してください。

 

 

なお、介護休業を取らせてくれない事業所は「法令違反」ですから、労働基準監督署へ申し出ましょう。(笑)

 

ということで、「介護離職」は、最終手段にもならないってことです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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