
仕事をしていると、「これは、めんどくさい・・・」と感じる瞬間は、誰にでもあると思います。
たとえば、
- 新しいシステムの導入
- 複雑なプロジェクトの調整
- わかり合えない職員とのコミュニケーション(他部署との調整)
- 非効率な業務プロセス(ムダの多い作業)
などです。
そんなとき、思わず、「めんどくさいな・・・」と口から出ちゃったりしますよね。
そして、その「めんどくさい業務」をやるのが億劫になります。
でも、仕事なんで、やらないという選択肢はありません。
僕としては、この「めんどくさい」という感情に対し、
「めんどくさいことは、だいたい、おもしろい」
と思って、仕事に取り組んでいます。
これは、「めんどくさい」の解像度を上げて考えた結果、たどり着いた考え方です。
この考え方により、たいがいの仕事は、めんどくさくなくなりました。
そこで、この記事では、
「めんどくさいの解像度を上げることで、なぜ仕事がおもしろくなるのか?」
について、紹介(解説)します。
「めんどくさい」の解像度を上げる
仕事で感じる「めんどくさい」を分解してみると、そこには、全く別の「2つの要素」が混ざり合っていることがわかります。
要素①:「わからない(未知)」からくる「めんどくさい」
1つ目は、知識や経験がなく、どう進めればいいかわからないときに感じる「めんどくさい」です。
僕たちは、未知のことや新しいこと(変化)を、「コスト」や「リスク」と捉えるため、無意識に「めんどくさい」と拒絶反応を起こします。
仕事の多くは、
「わからないから、つまらない」
「つまらないから、めんどくさい」
という状態になりがちです。
つまりは、「わからない = めんどくさい」ということです。
そのため、この「わからない = めんどくさい」については、
- 「わかる ⇒ おもしろい」
- 「おもしろい ⇒ めんどくさくない」
という特徴があります。
要素②:「作業の非効率さ」からくる「めんどくさい」
2つ目は、「これって、何のためにやっているの?」とか、「繰り返しの作業」など、意味を感じない業務に対して、感じる「めんどくさい」です。
これは未知に対する不安ではなく、「ムダな時間を使わされている」「ムダな作業をやらされている」という思いから生じる感情です。
2つの「めんどくさい」への対処方法
「めんどくさい」を区別できるようになると、次のように、改善は割と簡単です。
- わからないの「めんどくさい」 ⇒ わかるようになる(自己成長)
- 作業の「めんどくさい」 ⇒ 仕組み化(業務改善)で解消する
わからないの「めんどくさい」は、おもしろがれ
わからないの「めんどくさい」は、新しいことへの出会いと、新たな知識や経験として、おもしろがっちゃいましょう。
僕たちは、「わからない状態」が長く続くとストレスを感じますが、それが「わかる」に変わった瞬間、脳の「アハ体験」が生まれ、一気に「おもしろい」に変わります。
たとえば、
- 新しい制度やシステムを調べて構造を理解する
- 複雑な利害関係の調整を行い向き揃える
- 「なぜ、あの人はそう言うのか?」と相手の価値観を理解する
などです。
これらはすべて、自分の「知見」や「対応力」を引き上げてくれる成長の機会でもあります。
なので、「わからないからめんどくさい」を感じた瞬間こそ、「あ、いま自分の中に新しい知識や視点を取り込むチャンスだ!」と捉え直してみる。
「わからない」を「わかる」にすることで、その「めんどくさい」は消え去り、「おもしろい」と「成長(人間力の向上)」だけが残ります。
作業の「めんどくさい」は気合ではなく、仕組みで解消する
作業の「めんどくさい」については、わからないの「めんどくさい」とは、真逆のアプローチを取ります。
この「めんどくさい」は、脳からの「この作業は非効率だ!」という健全な警報です。
そのため、作業の「めんどくさい」は、根性論や気合で乗り切ろうとしてはいけません。
「どうすればこの作業を自動化できるか?」
「そもそもこの工程自体をなくせないか?」
「共通フォーマットを作って共有できないか?」
など、徹底的に考えて、ルールやシステムを整えていきましょう。
作業の「めんどくさい」を徹底的になくすことが、本来の「業務改善」です。
組織全体の生産性を、どんどん上げていきましょう。
「作業のめんどくさい」を減らして生み出した時間を「わからない」に投下する
この2つの対処法を組み合わせることで、仕事の質は劇的に変わり、かつ、おもしろくなります。
まず、非効率業務の仕組み化により、「作業のめんどくさい」を減らしていくと、時間と心に「余白」が生まれます。
その生み出した余白は、「わからないからめんどくさい」に使います。
逆に、ムダな作業に忙殺されていると、新しいことを学ぶ余裕がなくなり、「めんどくさい」が溢れてしまいます。
だからこそ、「作業のめんどくさい」は仕組み化で減らし、浮いた時間で「わからないのめんどくささ」をおもしろがる。
このサイクルにより、仕事の「めんどくさい」が減り、ストレスも軽減していきます。
わかり合えない人との「コミュニケーション」も解像度を上げて対処する
「わかり合えない職員とのコミュニケーション(他部署との調整)」も、この考え方が使えます。
立場や考え方が違う人と話すとき、つい「あの人と関わるのはめんどくさい・・・」と感じてしまいがちです。
ですが、これも解像度を上げてみると、単に「相手の価値観や優先順位が、自分にはまだ見えていない(わからない)」という状態に過ぎません。
「なぜあの部署は反発するのか?」
「相手は何を守ろうとしているのか?」
など、相手を「厄介な存在」として遠ざけるのではなく、相手を想像し、理解に努めてみる。
そうすると、「なるほど、相手からはそう見えるのか!」と、自分の中に「新たな価値観」が増え、思考の幅が広がります。
自分と違う価値観を理解できたとき、「人間関係のめんどくさい」は、この上ない「おもしろい」に変わります。
「え!?そういう考え方もあるんだ~」と、毎日が新たな発見だらけになりますので。
まとめ:めんどくさいこと、わからないことを、楽しんでいこう
仕事から「めんどくさいこと」を完全に失くすことはできません。
でも、考え方次第で、「おもしろい」に変えることはできます。
「めんどくさいことは、だいたい、おもしろい」
そう思って、新たな経験価値を手に入れていきましょう。
新たな経験を増やしていくことは、「わかる」を増やしてくことです。
「わかる」が増えると、「めんどくさい」は減っていきますので。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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