この記事では、平成30年度の地域別最低賃金の改定についてまとめています。
内容としては、こんな感じです。
- 改定前後の最低賃金時間額(都道府県別)
- 最低賃金の引上げ額(都道府県別)
- 最低賃金月額(エクセルファイルで試算)
- 平成19年度と平成30年度の最低賃金の比較
ぜひ、自分の給料が最低賃金以上であるか、また、事業主さんの場合は、最低賃金以下の雇用契約者がいないかチェックしてみてください。
なお、令和元年(2019年)10月の最低賃金の改定については、こちらの記事を。

令和元年度の最低賃金のまとめ【時給・月給・引上げ額をエクセルで】
この記事では、令和元(2019)年度の地域別最低賃金の改定における、 改定前後の最低賃金時間額(都道府県別) 最低賃金の引上げ額(都道府県別) 最低賃金時間額の高い順(都道府県別) 最低賃金月額(エクセルファイルで試...
地域別最低賃金「時間額」一覧
総務省の全国地方公共団体コード順(北から南へ)
今回の最低賃金の改定は、24~27円の引上げとなっています。
平成14年度以降では、最大の引上げ額とのことです。
最低賃金時間額の高い順
- 最高額 985円(東京都)
- 最低額 761円(鹿児島県)
- 差額 224円
仮に1ヶ月(168.0時間)勤務した場合、37,632円の差額となります。
なお、年間だと、451,584円です。
地域別最低賃金「月額」一覧
1ヶ月の所定労働時間が、168.0時間と仮定した場合の、最低賃金月額です。
もし、この金額より安い給料の場合、法令違反となります。
なお、「エクセルファイル」を置いておきますので、あなたの事業所(会社)の「1ヶ月の所定労働時間」を入力して、チェックしてみてください。
【平成30年度 地域別最低賃金月額一覧 ダウンロード】
ダウンロード時は、1ヶ月の所定労働時間は「160.0」で入力してあります。(入力例は、168.0時間ですが・・・)
地域別最低賃金時間額の比較(平成19年度・平成30年度)
平成19年度から平成30年度までの最低賃金の引上げ額(合計)を算出してみました。
【引上げ額ランキング】
- 1位 神奈川県 247円
- 2位 東京都 246円
- 3位 大阪府 205円
- 最下位 岐阜県 140円
ちょっと意外な感じがしますね~
地域格差は拡大するばかりです・・・
まとめ
今回の最低賃金の改定は、引上げ額が「24円~27円」と大きいので、給与改定が必要になる事業所も少なからずあるんじゃないかと思います。
最低賃金が改定されるのは、平成30年10月からとなりますので、適正な給与額かどうか、事前にチェックしておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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