記事内に広告が含まれています

オンラインレクで「機能訓練(レクリエーション)」の職員負担を軽減しよう

スポンサーリンク

オンラインレク、ビデオ会議、研修、パソコン

「スマート介護」というサービスを展開している「プラス株式会社」が行ったデイサービスでのレクリエーションに関する実態調査によると、

  • 約9割の人が、レクリエーションの企画・実施に苦労している
  • 苦労した内容は、「毎回異なった企画を考える必要がある」が約7割
  • レク業務が原因での退職検討者は44%

となっており、かなりの人が「レクリエーション業務が負担」だと感じています。

 

介護施設などの介護保険事業所は、介護保険法などの関係法令により、入所者等に対し「機能訓練(レクリエーション)」を行わなければなりません。

機能訓練にレクリエーションが含まれない施設もあります。

 

なので、「大変だから・・・」という理由で、レクリエーションをやらないわけにはいきません。

 

そこで、この記事では、

「レクリエーション業務の負担を軽減するためのツール(サービス)」

を紹介します。

 

こんな人に読んでいただけると嬉しいです。

  • 介護事業所で働いている
  • 介護保険施設の管理者や事務責任者など
当施設は、職員の負担軽減のため、「オンラインレクちゃんねる」を導入しました。
かなり好評ですよ。

介護保険施設における機能訓練(レクリエーション)の実施基準【介護保険法】

まずは、介護保険法における「機能訓練の実施基準」についてです。

すべての事業所を載せると多すぎるので、主なものだけ載せておきます。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

【基準省令第17条 機能訓練】

指定介護老人福祉施設は、入所者に対し、その心身の状況等に応じて、日常生活を営むのに必要な機能を改善し、又はその減退を防止するための訓練を行わなければならない。

 

【解釈通知 機能訓練】

基準省令第17条に定める機能訓練は、機能訓練室における機能訓練に限るものではなく、日常生活の中での機能訓練やレクリエーション、行事の実施等を通じた機能訓練を含むものであり、これらについても十分に配慮しなければならない。

介護老人保健施設

【基準省令第17条 機能訓練】

介護老人保健施設は、入所者の心身の諸機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるため、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを計画的に行わなければならない。

 

【解釈通知 機能訓練】

基準省令第17条は、介護老人保健施設の入所者に対する機能訓練については、医師、理学療法士若しくは作業療法士又は言語聴覚士(理学療法士又は作業療法士に加えて配置されている場合に限る。)の指導のもとに計画的に行うべきことを定めたものあり、特に、訓練の目的を設定し、定期的に評価を行うことにより、効果的な機能訓練が行えるようにすること。

なお、機能訓練は入所者1人について、少なくとも週2回程度行うこととする。

 

【平成21年4月改定関係Q&A(Vol.2)】

基本サービス費

週2回以上の機能訓練を行うこと(集団リハビリテーションのみだけではなく、利用者の心身の状態を適切に評価した上で、必要なリハビリテーションを提供すること)

特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅等)

【居宅基準第132条 機能訓練】

指定特定施設入居者生活介護事業者は、利用者の心身の状況等を踏まえ、必要に応じて日常生活を送る上で必要な生活機能の改善又は維持のための機能訓練を行わなければならない。

 

【解釈通知 機能訓練】

居宅基準第132条に定める機能訓練は、利用者の家庭環境等を十分に踏まえて、日常生活の自立を助けるため、必要に応じて提供しなければならない。

なお、日常生活及びレクリエーション、行事等の実施等に当たっても、その効果を配慮するものとする。

通所介護(デイサービス)

【基準省令第92条 基本方針】

通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。

 

【解釈通知 人員に関する基準 機能訓練指導員】

利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練については、当該事業所の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えない。

レクリエーションの負担軽減ツール「オンラインレクちゃんねる」

オンラインレクちゃんねる

出典:エブリ・プラス「オンラインレクちゃんねる」公式サイト

 

当施設は、職員の負担軽減のため、「オンラインレクちゃんねる」を導入しました。

うちの場合は、機能訓練(レクリエーション)の補助ツールとして、かなり助かっています。

サービス概要「オンラインレクちゃんねる」

「オンラインレクちゃんねる」は、いつでも好きなときに、介護施設向けのレクリエーション動画が見放題のサービスです。

Zoomやユーチューブによる生配信のイベントに参加することもできます。(有料会員の場合)

動画数は、50以上あり、種類も割と豊富です。(どんどん増えています)

 

具体的には、

  • 映画
  • 体操(介護予防、ヨガ、ダンス、口腔体操)
  • 音楽・歌(昭和ヒットパレード、バイオリン演奏)
  • 観光スポット散策
  • 漫談・ものまね
  • リトミック
  • 脳トレクイズ

などです。

費用等「オンラインレクちゃんねる」

オンラインレクちゃんねるは、次の2つのプランがあります。

  • 無料会員
  • 有料会員「月額3,500円(税別)」

 

無料会員と有料会員の違いは、毎日「14:00」から行われる生配信のイベント(レクリエーション)に参加できるかどうかです。

【無料・有料会員一覧表】

プラン 無料会員 有料会員
料金 無料 3,500円(税別)/月
いつでも見れるレク動画
毎日生配信レクへの参加 ×
1ヶ月単位で契約可能です。

 

無料でレク動画が見放題というのもすごいですが、有料会員でも「月額3,500円」なので、かなりお得です。

毎日、生配信のイベント(レクリエーション)に参加できますし。

 

ちなみに、生配信イベント(レクリエーション)の内容は、こんな感じです。

生配信レクリエーション(オンラインレクちゃんねる)

出典:エブリ・プラス「オンラインレクちゃんねる」

 

【公式サイト】

有料会員登録はこちら(申込みフォーム)

無料会員登録はこちら(申込みフォーム)

プラン変更と解約手続き

「オンラインレクちゃんねる」は、1ヶ月単位で契約の変更が可能です。

なので、

  • とりあえず、有料会員になって、サービスを試す(使い倒す)
  • 次月から無料会員に変更する

ってことができます。(解約も自由です)

解約は、解約希望月の前月末までの申込みとなります。(5月から解約したい場合は、4月末までの申込みです)

 

プラン変更や解約手続きも、すっごく簡単です。

【解約の手順】

  1. 「マイアカウント」の画面から、「アカウント削除」ボタンを押す
  2. 登録してある「メールアドレス」を入力する
  3. 「削除」ボタンを押す

 

【プラン変更の手順】

  1. 解約手続きをする
  2. 加入したい会員登録を新規で行う
解約およびプラン変更の手続きは、電話連絡でも可能です。
(連絡先:エブリ・プラス 050-5306-7767)

サービス開始までの流れ「オンラインレクちゃんねる」

サービスの申込みから使用開始までの流れは、こんな感じでした。

  1. 申込みフォームから事業所名やメールアドレスなどを送信する
    有料会員申込み
    無料会員申込み
  2. 2~3日後、新規会員登録完了メールが届く(アカウント発行)
  3. 使用開始

 

当施設の場合は、申込みから2日で使用開始となりました。

「オンラインレクちゃんねる」の運営会社

サービスを利用するにあたり、「オンラインレクちゃんねるの運営会社って、どんな会社なの?」が気になると思いますので、まとめておきます。

会社名 株式会社 エブリ・プラス
所在地 〒453-0012
愛知県名古屋市中村区井深町1番地1号新名古屋センタービル・本陣街2階241-1号室
電話番号 050-5306-7767
法人番号 7180001128618
インボイス登録番号 T7180001128618
(2023年10月01日に適格請求書発行事業者として登録)
設立 2017年7月6日
厚生年金保険・健康保険適用
事業内容 介護施設向けレクリエーション・イベントプラットフォームの運営
介護施設向けレクリエーション配信チャンネルの運営

まとめ

ここで、「オンラインレクのオススメポイント」をまとめておきます。

  • レクリエーションの企画・実施の負担が減る
  • レクリエーションのバリエーションが増える
  • レクリエーションが苦手な職員も安心して働ける
  • 入所者(利用者)さんに関われる時間が増える

 

介護施設(事業所)は、かなりの人手不足です。

みんな、ギリギリの人員の中で、がんばってくれています。

 

「オンラインレク」は、職員さんの負担軽減に効果的です。

ぜひ、試してみてください。

入所者や利用者さんも喜びますし。

 

【公式サイト】

オンラインレクちゃんねる

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

【あわせて読みたい】

サービス
スポンサーリンク
こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

こうをフォローする
よろしければシェアお願いします
こうをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました