仕事をするうえで、「信用」ってすっごく大切です。
高い信用があれば、
- 会社(上司)からの高い評価
- 部下からの信頼
- 発言などの影響力
が得られるので、仕事をかなりスムーズに進めることができます。
もちろん、評価が高くなれば、給料だって上がります。
で、その信用を得るために、僕たちは、日々仕事を頑張っているわけです。
ただ、「信用」って、なかなかのクセ者で、手に入れるのはコツコツ積み上げないといけないのに対し、失うのは一瞬です。
そして、失った信用は、今まで以上に積み上げるのにハードル(難易度)が上がっちゃいます。
そういう意味では、意識しないといけないのは、信用の積み上げ方よりも信用を失わないことだと思います。
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とはいえ、「信用の積み上げ」をおろそかにしていいというわけではありません。
積み上げがなければ、たとえ失わなかったとしても、信用は増えていきませんし。
そこで、この記事では、「信用を得るための1番簡単な方法」についてご紹介します。
信用とは、相手の期待値を超えたときに得られるもの
信用されるためには、信用に値する実績が必要です。
何の実績もないのに、「信用してください」と言って、いきなり信用してくれる人はまれです。
なので、信用を積み上げるためには、実績を積み上げる必要があります。
このとき、「どんな実績でもいいのか?」というと、そうではありません。
信用が積み上がる実績は、相手の期待値を超えた実績です。
相手の期待値を下回る実績では、信用は失われます。
つまり、「信用とは、相手の期待値を超えたときに得られるもの」なんです。
そして、「信用の積み上げとは、相手の期待値を超え続ける」ってことです。
「スピード」は、相手の期待値を超える1番簡単な方法
信用の積み上げとは、相手の期待値を超え続けることだと説明しましたが、「相手の期待値を超える」って、そんなに簡単じゃないですよね?
そもそも、期待値は相手が勝手に設定するものなので、「相手は、どのくらいのレベルを期待しているのか?」がわからない場合も多いです。
また、期待値って、相対的に設定されちゃうものなので、仕事の質(成果物の質)だけで、同僚たちと差別化できるのは、ほんと一部の人だけです。
そんなとき、意識してほしいは、「スピード」です。
僕は、相手の期待値を超える1番簡単な方法は、「対応するスピード」だと思っています。
「対応するスピード」って、どういうこと?
仕事って、色々なパターンがあると思うんですけど、なんにせよ「期限(締切)」ってありますよね。
それは、わかりやすく明確にされた期限から「なんとなくこのぐらいまでかな・・・」という暗黙の期限まで色々です。
「対応するスピード」というのは、この期限に対し、かなり早めに対応するってことです。
たとえば、資料作成を、1週間の期限で依頼されたなら、7割ぐらいの精度でもいいので、2日ぐらいで作成して確認してもらうとか。
仕事を依頼した側からすると、「え!?もうやってくれたの?」ってなるので、期待値を超えやすくなります。
かつ、「すぐ、やってくれた!」ということで、相手に重要感を与えることができます。
また、期限まで余裕がある分、精度が少し低くても十分修正ができるので、仕事の質(成果物の質)だけで勝負するより、かなり有利になります。
こんなイメージです。
早めに作成・確認をしておくことで、相手からのフィードバックももらえるので、仕事の質も上げやすいです。
つまり、仕事の難易度を下げられるってことです。
わかりやすく、対応スピードと仕事の質の関係を図にすると、こんな感じになります。
ささいなことほど、大切にして、すぐに対応しよう
重要度や緊急度の低い仕事って後回しにしがちですが、期待値を超えるという意味では、ボーナスステージみたいなものなので、すぐに対応しましょう。
こういう仕事って、そもそも、すぐに対応してくれると思っていないので、仕事を依頼した側の「スピードに対する期待値」が低いです。
なので、すぐに対応したときのギャップが大きい分、信用も得やすいです。
特に、部下からの「ささいな頼まれごと」は大切にして、すぐに対応したほうがいいです。
部下からすると、「こんなことまでやってくれた」とか「もう対応してくれた」ってなります。
しかも、対応する側からすれば、ささいなことなだけに簡単にできちゃいます。(すぐ終わります)
つまり、投下する労力に対して、効果が高いってことです。
わかりやすく、仕事の重要度・緊急度と対応スピードの関係を図にすると、こんな感じになります。
まとめ
ここで、「相手の期待値を超え、信用を積み上げる簡単な方法」について、まとめておきます
- 「対応するスピード」を意識する
- 仕事の精度は低くてもいい
- 重要度や緊急度の低い仕事は、ボーナスステージだと思って、すぐに対応する
- 特に、部下からの「ささいな頼まれごと」は、すぐに対応する
結局、信用される人って、仕事自体の優秀さよりも、「自分のために一生懸命やってくれた」という行動なんだと思います。
僕は、「すぐ、やってくれた」は、その行動の最たるものだと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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