令和４年度の最低賃金改定のまとめ【時給・月給・引上げ額をエクセルで】

この記事では、令和４年度（2022年度）の地域別最低賃金の改定における、

• 改定前後の最低賃金時間額（都道府県別）
• 最低賃金の引上げ額（都道府県別）
• 最低賃金時間額の高い順（都道府県別）
• 最低賃金月額（エクセルファイルで試算）
• 平成１９年度と令和４年度の最低賃金の比較

について、まとめています。

こんな人に読んでいただけると嬉しいです。

なお、令和５年度（2023年10月）の地域別最低賃金の改定については、こちらの記事でまとめています。

【令和５年度】最低賃金額一覧表と最低賃金額以上か確認する方法

この記事では、令和５年度（2023年10月）における、 地域別最低賃金額（都道府県別最低賃金額一覧） 賃金（給料）が最低賃金額以上か確認する方法について、まとめています。こんな人に読んでいただけると嬉しいです。 自分の給料って、最低賃金以上...

tanabota-life.com

2023.08.22

地域別最低賃金「時間額」一覧

総務省の全国地方公共団体コード順（北から南へ）

今回の最低賃金の改定は、３０～３３円の引上げとなっています。

令和３年度（昨年）の改定が、２８～３２円の引上げ額だったので、今年も引き続き、インパクトのある改定です。

最低賃金時間額の高い順

仮に１ヶ月（168.0時間）勤務した場合、３６，７９２円の差額となります。

なお、年間だと、４４１，５０４円です。

地域別最低賃金「月額」一覧

１ヶ月の所定労働時間が、168.0時間と仮定した場合の、最低賃金月額です。

もし、この金額より安い給料の場合、法令違反となります。

なお、「エクセルファイル」を置いておきますので、もしよければ、あなたの事業所（会社）の「１ヶ月の所定労働時間」を入力して、チェックしてみてください。

【令和４年度　地域別最低賃金月額一覧　ダウンロード】

⇒saiteitingin2022

地域別最低賃金時間額の比較（平成１９年度・令和４年度）

平成１９年度から令和４年度までの最低賃金の引上げ額（合計）を算出してみました。

【引上げ額ランキング】

月の所定労働時間を「168.0時間」で試算した場合、平成19年からの15年間で、

• 神奈川県　56,280円／月額
• 東京都　55,944円／月額
• 大阪府　49,056円／月額
• 岐阜県　37,800円／月額

の引き上げになっています。

昇給額としてイメージしちゃうと、ちょっと微妙な感じがしますね・・・

まとめ

今回の最低賃金の改定は、引上げ額が「30円～33円」とかなり大きくなりました。

なので、給与改定が必要になる事業所も結構あると思います。

最低賃金が改定されるのは、基本、令和４年１０月からとなりますので、適正な給与額かどうか、事前にチェックしておくことをオススメします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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