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医師の宿直アルバイトは「慢性期(療養)病院」の1択でしょ!?という話

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女性医師、聴診器、白衣、医者

この記事では、

  • 入院患者の急変や救急の外来がほぼない
  • 仮眠がしっかり取れる
  • 待遇がいい(1回4~5万円以上)

という、好条件の「医師宿直のアルバイト」の探し方について紹介しています。

 

「週1回ぐらい、宿直のバイトでもしようかな~」と考えている先生(医師)に読んでいただけると嬉しいです。

医師の宿直バイトは「慢性期(療養)病院」の1択

まず、結論です。

必ず、「慢性期(療養)病院」の当直バイトを選んでください!!

 

それ以外は、選択肢はありません。

 

それでは、理由について説明していきます。

なぜ、慢性期病院の「医師宿直バイト」がオススメなのか?

入院患者の急変や救急の外来が、ほぼない!

慢性期病院に入院している患者さんは、一般病院に入院している患者に比べ、圧倒的に急変が少ないです。

また、救急患者の外来は、ほぼ0です。(病院の方針にもよりますが)

 

ですので、主に宿直バイトでやることと言えば、

  • 宿直日誌を書く
  • 病棟の巡回をする(1~2回)
  • 看護師からの電話対応

ぐらいです。

 

つまり、慢性期病院の宿直とは、労働基準法で定めている「常態として、ほとんど労働する必要のない勤務のみ」ということなんです。

仮眠がしっかり取れる

当然、入院患者の急変や救急の外来が少ない(ほぼない)ため、ガンガン寝れます。

 

労働基準法では、21~22時以降の巡回を制限してますので、環境にさえ慣れてしまえば、普段どおりの睡眠時間を確保できます。

宿直勤務の負担を左右するのは睡眠時間ですから、「睡眠がしっかり取れる」というのは負担軽減の大きな要素となります。

待遇がいい

これは、慢性期病院だから待遇がいいというわけではないのですが、労働時間(負担)と手当額(給料)を比較したときに、とてつもない時給になるってことです。

 

なお、一般的に地方の医師不足はすっごく深刻です。

ですので、できれば都市部より地方の慢性期病院を選ぶことで、待遇(給与)が良くなる傾向があります。

 

一般的な医師の宿直は、1回4~5万円程度だと思いますが、はっきり言って交渉次第でぜんぜん変わっちゃいます。

1回の宿直で、10万円以上出す病院もぜんぜんありますから。(緊急的に入った場合など)

 

ぜひ、自分の希望条件に照らし合わせながら、色々、探してみてください。

医師の宿直バイト探しは、「エージェント(転職支援)サービス」を活用しよう

仕事を探すときは、「エージェントサービス(エムスリーキャリアエージェントなど)」を利用し、慢性期病院を探してもらってください。

「エージェントサービス」は、完全無料で、あなたの希望条件にあった病院を探してくれます。

 

また、連絡調整や給与条件等の交渉も、すべてやってくれるため、

「日々の診療が忙しくて、時間がない~」

という先生でも、安心して仕事を探すことができます。

 

なお、オススメは、次の3つです。(参考までに)

医師のエージェントサービスは、情報量や担当者の力量など、かなりサービスにバラつきがありますので、信頼できるところを選ぶようにしてください。

エムスリーキャリアエージェント

エムスリーキャリアエージェント(医師)

公式サイト:エムスリーキャリアエージェント

 

「エムスリーキャリアエージェント」は、国内の医師9割(28万人)が登録する医療情報サイト「m3.com」が運営する医師専門の転職エージェントです。

医師の中での知名度は抜群に高いため、ご存じの人も多いと思います。

 

ここの特徴としては、

  • 医師の転職支援で業界トップクラス
  • 業界最大級の求人情報数(常勤15,000以上・非常勤4,500以上)
  • 優秀なコンサルタントが多い

という点です。

 

医師の転職、仕事探しなら、エムスリーさんは必須です。

ぜひ、相談してみてください。

 

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エムスリーキャリアエージェント

マイナビDOCTOR

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公式サイト:マイナビDOCTOR

 

「マイナビDOCTOR」は、人材紹介最大手「マイナビ」が運営する医師専門の転職エージェントです。

ここの特徴としては、

  • 医療・介護業界の色々な職種の転職支援を行っているため情報量が豊富
  • 非常勤の求人数が多い
  • 人材関連サービスを40年以上行っている安心感

という点です。

 

医師の宿直バイトを探すなら、登録しておきたい1つです。

ぜひ、相談してみてください。

 

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公式サイト:リクルートドクターズキャリア

 

「リクルートドクターズキャリア」は、誰でも知っている、人材紹介の大手企業「リクルートグループ」が運営する医師専門の転職エージェントです。

ここの特徴としては、

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  • 医師の転職支援を、30年以上行ってきたという実績

という点です。

 

医師からの支持も高いので、非公開求人をチェックするだけでも、利用しておいて損はないと思います。

 

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慢性期(療養)病院の定義とは?

この5つの条件をすべて満たす病院を、慢性期病院と定義します。(僕の考えです)

  • 療養病棟入院基本料の算定もしくは、介護医療院(介護療養型医療施設)を運営している。
  • 一般病棟(地域包括ケア病棟を含む)を持っていない。
  • 救急指定を受けていない。
  • 在宅療養支援病院および後方支援病院ではない。

 

この条件を、エージェントサービスの担当者に伝えてください。

激務の「医師宿直のアルバイト」の求人は、今後、爆発的に増えていく!?

病院は、医療法(第16条)により、医師を宿直させなければなりません。

よって、病院には、原則24時間365日「医師の常時配置」が求められます。

 

まぁ、入院患者さんがいますので、当然だと思いますが、勤務する医師側から見れば、強烈な労働を強いられているわけです。

 

一般的な病院の場合、日勤(通常勤務)の医師が、そのまま宿直に入り、次の日も日勤で1日働くケースが珍しくありません。(というか、あたりまえ・・・)

 

例えば、こんな勤務です。

  • 日勤 9:00~17:00
  • 宿直 17:00~9:00
  • 日勤 9:00~17:00

 

そうです、拘束時間「32時間」です!!

凄すぎます・・・

 

ちなみに、宿直勤務については、労働基準法で「常態として、ほとんど労働する必要のない勤務のみを認める」とされていますが、実態は、

 

ほとんど寝れない・・・

 

です。

 

なぜなら、入院患者の急変、急患の外来など、様々なケースに対応しなければならないからです。

 

当然、こんな過酷な労働をほっておくわけにはいかない、政府(厚生労働省)としては、「医師の働き方改革」として議論を進めているわけですが、まだどうなるか不透明です。

医師(研修医含む)の激務や過労死について、よく報道されてますよね。

 

また、労働基準監督署の立入検査によって、労働基準法違反を指摘され、1億円以上の医師の残業代(未払い分)の支払いを命じられるケースも珍しくありません。

 

病院を経営する側からすれば、当然、医療法と労働基準法を遵守しなければなりませんので、対策を講じているわけです。

なお、現在色々な病院が行っている主な施策としては、次の2つになります。

  1. 医師の宿直勤務を廃止し「医師の夜勤」を導入する
  2. 宿直バイトの医師を採用し勤務してもらう

 

1.の「医師の夜勤導入」は、医師の配置人数を強烈に増やさなければならないため、人件費が上がり、経営を圧迫します。

ですので、体力のある病院以外は難しい対策です。

 

とすると、選択肢は1つしかないってことです。

 

結果、今後、「医師の宿直バイト求人」は爆発的に増えていくと考えられます。

 

ただ、爆発的に求人が増えるのは、条件の厳しい「激務の宿直バイト」に限定されると思います。

 

なぜなら、

  • 入院患者の急変や救急の外来がほぼない
  • 仮眠がしっかり取れる
  • 待遇がいい(1回4~5万円以上)

といった、「好条件の宿直勤務」の場合、退職する人が少ないうえ、その病院の常勤医師でも対応ができてしまうからです。

 

つまり、ブラック企業が常に求人を出しているのを同じ原理で、「激務の宿直バイト」ばかりが、増えていくのです。

 

ですので、「条件のよい宿直のアルバイト」を探すなら、早めの方がいいと思います。

まとめ

ここで、「医師の宿直バイト慢性期病院で1択なのか?」についてまとめておきます。

  • 常態として、ほとんど労働する必要のない勤務
  • ガンガン寝れる
  • とてつもない時給設定(労働時間と手当額を比較した場合)
慢性期病院以外では、救急患者等の対応で激務でしょうから、副業・兼業としては適していません。

 

現在、政府は、「医師の働き方改革」について議論を行っています。

「医師の働き方改革」がどういう形でまとまるのか不透明ではありますが、場合によっては、医師不足が深刻化することも大いに考えられます。(今でさえ厳しいのに・・・)

 

ただ、「仕事(病院)を探す」という意味では、すっごい追い風になります。

 

ぜひ、慢性期病院で「条件のよい宿直のアルバイト」を探してみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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