看護師における転職者の年齢とは?【40歳以上が6割以上】

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看護師、転職、働きやすい病院

この記事では、看護師・准看護師における

  • 求人倍率から見る転職の状況(人手不足の状況)
  • 転職に年齢制限はあるのか?(転職者の年齢層)
  • 転職するとき「看護経験」は重要視されるのか?
  • どの施設で働くと一番給料が高いのか?

について紹介しています。

 

こんな人に、読んでいただけると嬉しいです。

  • 現在の職場に不満がある
  • 転職したいんだけど、年齢的に無理かな?
  • 看護経験が少ないから転職は難しいよね・・・
  • ブランクがあると再就職は難しい?
この記事で紹介している一覧表とグラフは、日本看護協会「平成30年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人に関する分析報告書」をもとに作成したものです。

看護師は、「人手不足、年齢制限なし、看護経験は関係なし、給料なら訪問看護」の職種

まず、結論です。

看護師・准看護師の労働市場は、

  • 求人倍率が2倍を超えていて、強烈な人手不足になっている
  • 40歳以上での転職者が「全体の63.0%」であり、転職における年齢制限はほぼない
  • 経験者のみを募集する施設は「全体の12.6%」のため、転職で看護経験を気にする必要なし
  • 給与月額(総支給額の下限額)で一番高いのは、1位「訪問看護ステーション」、2位「500床以上の病院」

となっています。

 

それでは、1つずつ説明していきます。

看護師の求人倍率は2倍を超えていて、強烈な人手不足になっている

厚生労働省が発表している有効求人倍率は、2018年度(平成30年度)の全職種平均で「1.62倍」と高い数値になっていますが、看護職員においては、さらに上の「2.32倍」となっています。

ただ、これでも少しつづ人手不足が解消されてきているんですよね。

こんな感じで。

【保健師、助産師、看護師、准看護師の求人倍率の年間推移】

年度求人倍率
2012(平成24年度)2.70
2013(平成25年度)2.77
2014(平成26年度)2.79
2015(平成27年度)2.68
2016(平成28年度)2.41
2017(平成29年度)2.36
2018(平成30年度)2.32

 

グラフにするとこんな感じです。

看護職員の求人倍率の推移(2012~2018年度)

 

それでも、まだまだ強烈な人手不足の職種ですけどね・・・

 

【関連記事】

有効求人倍率については、こちらの記事で説明しています。

有効求人倍率とは?【転職のしやすさと人手不足の職種を知ろう】
この記事では、 有効求人倍率の意味と見方 有効求人倍率からみる「転職のしやすさ」と「人手不足の職種」 について紹介しています。 有効求人倍率は、厚生労働省が毎月発表している「雇用状況を表す1つの指標」で、労働市場...

 

また、看護職員の人手不足の状況は、施設の種類によってバラツキがすごく、訪問看護ステーションでは「2.91倍」なのに対し、診療所では「0.50~0.80倍」となっています。

【看護職員における施設種類別 求人倍率 2018年度】

施設の種類求人倍率
病院(500床以上)1.12
病院(200~499床以上)1.41
病院(20~199床以上)1.83
診療所(有床)0.50
診療所(無床)0.80
介護老人保健施設1.02
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)1.20
ケアハウス、グループホーム、有料老人ホーム1.12
訪問看護ステーション2.91
学校、養成所等0.53

 

こちらも、わかりやすくグラフにしてみます。

看護職員の施設種類別求人倍率(2018年度)

 

訪問看護ステーションの人手不足が、かなり深刻ですね・・・

看護師の転職に年齢制限はない(転職者の年齢層)

看護職員の転職者(求職者)は、40代が一番多く「30.6%」を占めています。

また、40歳以上では「63.0%」となり、全体の6割以上の人が、40歳以上での転職者ということになります。

こんな感じです。

看護職員における転職者の年齢割合(2018年度)

 

なお、年代別にまとめると、こんな感じです。

年代求職者の割合
20代13.8%
30代23.3%
40代30.6%
50代21.7%
60代以上10.7%

 

「60歳以上での転職者が、1割を超える」っていうのが、看護師のすごい所ですね。

 

結果、看護師とは、何歳になっても転職できる職種なんです。

転職における年齢制限なんて、ほぼありません。

 

ちなみに、うちの病院でも、あまり年齢を気にすることなく採用を行っています。

転職するとき「看護経験」は重要視されてない

看護職員を採用する施設に対する「看護師採用するとき、看護経験にこだわるか?」の回答は、

  • 「経験者のみ募集」と答えた施設は、12.6%
  • 「こだわらない」と答えた施設は、53.2%

という結果になってます。

このとおり。

病院等が看護師を採用するときに看護経験を気にするか

出典:日本看護協会「平成30年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人に関する分析報告書」

 

つまり、採用側のほとんどの施設は、

「看護師を採用するときに看護経験は重要視してない」

ということです。

 

ちなみに、「転職において看護経験は関係ない」ってことは、ブランクがあってもOKってことです。

なので、ブランクの有無もあまり気にする必要ありません。

 

ただ、「教育(研修)のしくみ」がしっかりしているところを、選んだほうがいいと思いますが・・・

看護師は、どの施設で働くと一番給料が高いのか?

看護師といっても、働き先は様々です。

たとえば、

  • 病院(急性期、回復期、慢性期、精神)
  • 介護老人保健施設
  • 特別養護老人ホーム
  • 訪問看護
  • 入退院支援看護師
  • 看護学校の教師

などなど。

 

そして、働く施設によって、給与が大きく違ってきます。

こんな感じです。

【看護職員(常勤)における施設種類別 月額平均給与(提示額)】

(単位:円)

施設の種類下限額上限額
病院(500床以上)258,368303,450
病院(200~499床以上)248,425319,865
病院(20~199床以上)238,594319,342
診療所(有床)235,700321,504
診療所(無床)235,520300,592
介護老人保健施設227,186304,374
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)214,770277,271
ケアハウス、グループホーム、有料老人ホーム256,899277,271
訪問看護ステーション260,128329,598
学校、養成所等251,300339,612

 

1位は、訪問看護ステーションで「260,128~329,598円」となっています。

求人倍率に引き続き、平均給与でも1位です。

 

これも、訪問看護ステーションの人手不足が、影響してるんだと思います。

 

【関連記事】

訪問看護ステーションの労働環境とは?【求人倍率、給与、希望条件、求職者の年齢層】
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まとめ

一般的に「転職」というと、

  • 40歳超えたら、転職はかなり難しくなる
  • 転職するなら、20~30代のうちに

とか言われますが、看護師・准看護師においては、全く当てはまりません。

 

ですので、もし、

  • ここを辞めたら、雇ってくれる所があるかどうか
  • 年齢的に転職は厳しいかな
  • 看護経験が少ないから
  • ブランクが長いんだけど

と思って、転職を躊躇しているなら、心配するだけ無駄なんで「あなたの希望にあった職場」を探してみてください。

看護師の転職に、「年齢、経験、ブランク」は関係ありませんので。

 

なお、「どうやって探したらいいの?」という人は、転職エージェント( 看護のお仕事 など)の利用がオススメです。

完全無料で、情報収集、条件交渉、面接などの日程調整をすべてやってくれますので。

詳しくは、こちらの記事を。

【看護職の転職】病院の採用担当者がオススメする職業紹介事業者(サービス)3社
僕は、15年以上の医療・介護業界の勤務経験の中で、5年以上、看護師採用を担当してきました。 そんな採用活動を通じて、 20社以上の職業紹介事業者(転職エージェント)を利用 採用させていただいた、看護師さんから利用した転...

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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