看護師・准看護師の違いとは?【平均給与、役割、仕事内容、転職の有利さ】

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看護師と准看護師の比較

この記事では、看護師・准看護師における

  • 給料(年収)
  • 役割と仕事内容
  • 就職(転職)の有利さ

の違いについて紹介しています。

 

こんな人に読んでいただけると嬉しいです。

  • 看護師と准看護師って、何が違うの?
  • 看護師(准看護師)になりたいと思っている
  • 看護職の給与ってどのくらい?
この記事は、医療・介護施設で、看護・介護職員の採用を5年以上担当してきた経験をもとに書いています。

看護師と准看護師の給料(年収)の違い

まずは、経験年数別の給料(年収)と、2013年から2018年までの給料(年収)の推移を比較してみます。

なお、この記事で紹介する一覧表は、すべて厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」をもとに作成しています。

男女別・経験年数別の基本給(所定内賃金)と年間賞与【2018年】

所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当などの各種手当は含んでいません。

また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。

男性の場合(単位:円)

経験年数看護師准看護師
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年274,400732,9004,025,700232,500494,6003,284,600
5~9年300,000827,6004,427,600255,600612,3003,679,500
10~14年317,900974,7004,789,500274,900666,5003,965,300
15年以上334,4001,027,7005,040,500289,700800,2004,276,600

女性の場合(単位:円)

経験年数看護師准看護師
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年269,500721,5003,955,500226,900476,4003,199,200
5~9年289,700802,9004,279,300237,300564,7003,412,300
10~14年301,100877,1004,490,300253,300612,4003,652,000
15年以上322,600959,0004,830,200265,100716,4003,897,600

 

給与・賞与ともに、大きな違いがあり、看護師の方が圧倒的に給料が高いです。

しかも、経験年数に比例し、給与差額が広がっています。

給与額の年間推移【2013~2018年】

所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当などの各種手当は含んでいません。

また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。

看護師(単位:円)

平均年齢所定内賃金年間賞与年収
2013年38.0291,300782,7004,278,300
2014年38.9295,600781,8004,329,000
2015年38.2295,700832,7004,381,100
2016年39.0299,300826,9004,418,500
2017年39.3299,600799,9004,395,100
2018年39.3298,300816,5004,396,100

 

所定内賃金については、毎年微増しています。

賞与については、業績に左右される部分が大きいのか、変動が激しいですね。

准看護師(単位:円)

平均年齢所定内賃金年間賞与年収
2013年46.7252,000642,8003,666,800
2014年47.2259,600653,2003,768,400
2015年48.3253,300638,5003,678,100
2016年47.8259,800646,4003,764,000
2017年49.0263,300657,2003,816,800
2018年49.2258,300657,7003,757,300

 

看護師・准看護師ともに、全体としては、毎年微増していますね。(減っている年もありますが・・・)

 

また、看護師と准看護師を比較してみると、

  • 准看護師の方が平均年齢が、8~9歳高い
  • 看護師の方が、基本給(所定内賃金)が、3~4万円高い
  • 看護師の方が、年収が50~60万円高い

となっています。

同条件で働いた場合、夜勤手当などが入るため、もっと差額が大きくなると思います。

 

これらのことから、

「看護師と准看護師で、給料による差別化が、はっきりとされている」

ってことが言えますね。

看護師と准看護師の役割と仕事内容の違い

看護師と准看護師の役割は、法律ではっきりと分けられています。(定義されている)

保健師助産師看護師法

第五条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

第六条 この法律において「准看護師」とは、都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者をいう。

出典:電子政府の総合窓口「eーGov」

黄色のマーカーで示した「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて」というのがポイントです。

 

わかりやすく言うと、准看護師とは、看護師と違い、医師や看護師の指示により、療養上の世話又は診療の補助を行う人ってことです。

逆に言えば、准看護師は、医師や看護師の指示がなければ、療養上の世話又は診療の補助を行うことができないってことになります。

 

ただ、実際の仕事内容(実務)については、明確に分けられてない病院が多いようです。

看護師と准看護師で、就職(転職)の有利さは変わるのか?

就職・転職に関しては、圧倒的に「看護師」が有利です!!

なぜなら、入院機能を持つ病院では、看護師の職員数(配置人数)により、診療報酬といわれる収入が増えるからです。

よって、病院は、准看護師よりも、看護師の採用をしたいと考えています。

 

実際、人材紹介サービスの担当者さんに聞いても、

「准看護師を募集している病院は少ない」

と言います。(看護師と比較して)

クリニック(診療所)での勤務を希望するなら、仕事内容および就職・転職の有利さに、ほぼ違いはありません。

 

ちなみに、「将来は、看護部長や看護師長になりたい!」って人は、看護師資格を必ず取得しておきましょう。

准看護師で、管理職になれる人はほとんどいませんので。

まとめ

ここで、「看護師」と「准看護師」の違いについてまとめておきます。

  • 給料(年収)は、平均50~60万円違う
  • 准看護師は、医師や看護師の指示がなければ、療養上の世話又は診療の補助を行うことができない
  • 就職・転職は、圧倒的に「看護師」が有利

 

こうやって比較しちゃうと、「看護師」しか選択肢がないですよね・・・

ただ、看護師になるためには、准看護師よりも多くを学ぶ必要があるため、通学期間も長く、学費も高額になります。

 

僕としては、時間的・経済的余裕があるなら、「看護師」をゴリ押ししますが、そうもいかない人もいると思います。

そういう場合は、病院の奨学金制度の利用を検討してみてください。

学費0円で、看護師資格が取れるので、オススメですよ。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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