看護師と准看護師の給料と役割の違い【男女別・経験年数別に比較】

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看護師と准看護師の比較

この記事では、「看護師」と「准看護師」の3つの違いについて紹介しています。

  1. 給料(年収)
  2. 役割と仕事内容
  3. 就職(転職)の有利さ

 

なお、「こんな人に読んでほしいな~」って思っています。

  • 「看護師学校」と「准看護師学校」のどっちを受験しようか悩んでいる人
  • 「准看護師」から「看護師」へのキャリアアップを考えている人
  • 「介護職」からのキャリアアップを考えている人
「ただ、平均給料を知りたい!」って人も大歓迎です。

 

それでは、さっそく紹介していきます。

看護師と准看護師の給料(年収)の違い

まずは、給料の違いからです。

男女別に看護師と准看護師の給料について比較してみます。

なお、厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」を元に一覧表を作成しています。

2017年 経験年数別給料一覧

所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当などの超過手当は含んでいません。

また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。(手取り額ではなく、総支給額です)

男性の場合(単位:円)

経験年数看護師准看護師
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年271,900711,5003,974,300252,800444,8003,478,400
5~9年304,600850,5004,505,700255,600670,0003,737,200
10~14年319,100995,0004,824,200271,200597,6003,852,000
15年以上348,9001,026,0005,212,800311,000774,7004,506,700

給与・賞与ともに、大きな違いがありますね。

また、経験年数に比例し、給与差額が広がっています。

女性の場合(単位:円)

経験年数看護師准看護師
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年269,100729,0003,958,200216,100434,8003,028,000
5~9年284,800778,8004,196,400246,600593,0003,552,200
10~14年303,800826,2004,471,800251,300698,4003,714,000
15年以上326,400931,8004,848,600270,900701,8003,952,600

女性も同様ですね。

やはり、看護師の方が圧倒的に給料が高いです。

給与額の推移

次に、看護師と准看護師の給与額の推移について、比較してみます。

なお、「平成29年 経験年数別給料一覧」と同様の条件で、年収を算出しています。

看護師(単位:円)

平均年齢所定内賃金年間賞与年収
2013年38.0291,300782,7004,278,300
2014年38.9295,600781,8004,329,000
2015年38.2295,700832,7004,381,100
2016年39.0299,300826,9004,418,500
2017年39.3299,600799,9004,395,100

所定内賃金については、毎年微増しています。

賞与については、業績に左右される部分が大きいのか、変動が激しいですね。

准看護師(単位:円)

平均年齢所定内賃金年間賞与年収
2013年46.7252,000642,8003,666,800
2014年47.2259,600653,2003,768,400
2015年48.3253,300638,5003,678,100
2016年47.8259,800646,4003,764,000
2017年49.0263,300657,2003,816,800

看護師に比べ平均年齢が、8~9歳高いのに、給料(年収)は、50~60万円少なくなっています。

なお、実際には、夜勤手当などが入るため、もっと差額が大きくなると思います。

 

これらのことから、看護師と准看護師で「給料による差別化」が、はっきりとされていることがわかります。

看護師と准看護師の役割と仕事内容の違い

看護師と准看護師の役割は、法律ではっきりと分けられています。(定義されている)

保健師助産師看護師法

第五条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

第六条 この法律において「准看護師」とは、都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者をいう。

出典:電子政府の総合窓口「eーGov」

黄色のマーカーで示した「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて」というのがポイントです。

 

わかりやすく言うと、准看護師とは、看護師と違い、医師や看護師の指示により、療養上の世話又は診療の補助を行う人ってことです。

逆に言えば、准看護師は、医師や看護師の指示がなければ、療養上の世話又は診療の補助を行うことができないってことになります。

 

なお、実際の仕事内容(実務)については、明確に分けられてない病院が多いようです。

看護師と准看護師における、就職(転職)の有利さの違い

就職・転職に関しては、圧倒的に「看護師」が有利です!!

 

なぜなら、入院機能を持つ病院では、看護師の職員数(配置人数)により、診療報酬といわれる収入が増えるからです。

つまり、病院は、准看護師よりも、看護師の採用をしたいと考えているってこと。

 

実際、人材紹介会社さんの情報でも「准看護師を募集している病院は少ない」と聞きますし。(看護師と比較して)

クリニック(診療所)での勤務を希望するなら、仕事内容および就職・転職の有利さに違いはありません。

 

ちなみに、「将来は、看護部長や看護師長をやりたーーーーい!」って人は、看護師資格を必ず取得しておきましょう。

准看護師で、管理職になれる人はいませんので!!

まとめ

ここで、「看護師」と「准看護師」の違いについてまとめておきます。

  • 給料(年収)は、平均50~60万円違う
  • 准看護師は、医師や看護師の指示がなければ、療養上の世話又は診療の補助を行うことができない
  • 就職・転職は、圧倒的に「看護師」が有利

 

こうやって比較しちゃうと、「看護師」しか選択肢がないですよね。(笑)

でも、看護師になるためには、准看護師よりも多くを学ぶ必要があるため、通学期間も長く、学費も高額になります。

 

ぜひ、「自分のやりたいこと」を中心に、「看護師 or 准看護師」と検討してみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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