理学療法士・作業療法士の平均給与額(経験年数・事業規模別)【厚生労働省の調査から】

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この記事では、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」結果をもとに、

  • 理学療法士・作業療法士の平均給与(経験年数別、男女別、事業所の規模別)
  • 理学療法士・作業療法士の平均的な働き方(勤続年数、労働時間、残業時間など)

についてまとめています。

 

こんな人に読んでいただけると嬉しいです。

  • 理学療法士・作業療法士の給与ってどのくらい?
  • 転職するときの給与の目安を知りたい
  • 現在、貰っている給与が「高いのか?低いのか?」知りたい
この記事で紹介している一覧表は、すべて厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに作成したものです。

理学療法士・作業療法士(33歳)の平均給与は「月額29万円、年間賞与66万円」

まずは、この記事の概要です。

  • 32.9歳、勤続6.1年の理学療法士・作業療法士の平均年収は「4,084,600円(残業手当含む)」
  • 理学療法士・作業療法士の平均給与(年収)は、男女間で「約20万円」の違いがある
  • 月の平均残業時間は「5~6時間」
  • 事業所の規模は小さい方が年収は高いが、年齢層が高いうえ、労働時間が長い
  • 経験年数1~4年の理学療法士・作業療法士の基本給(所定内賃金)は「24~25万円」

 

それでは、「賃金構造基本統計調査」結果について紹介していきます。

理学療法士・作業療法士の男女別平均給与【平成30年】

まずは、男女別の平均給与と働き方の違いを見てみます。

性別年齢平均勤続年数月の労働時間月の残業時間支給額年間賞与年収
32.85.81656292,300662,7004,170,300
33.06.31625277,300661,6003,992,800
合計32.96.11636285,200662,2004,084,600
年収は、残業代等の各種手当を含めた金額となっています。
計算方法は、「支給額×12ヶ月+年間賞与」です。

 

年齢や働き方はほぼ同じなのに、男女間で「20万円」ほどの違いがありますね。

理学療法士・作業療法士の事業所の規模別平均給与【平成30年】

次に、「事業所の規模(労働者数)の違いで、どれだけ給与が違うのか?」を見てみます。

労働者数年齢平均勤続年数月の労働時間月の残業時間支給額年間賞与年収
10~99人36.57.01725307,600572,6004,263,800
100~999人32.65.81635279,400653,4004,006,200
1000人以上31.16.11588286,900757,5004,200,300

合計

32.96.11636285,200662,2004,084,600
年収は、残業代等の各種手当を含めた金額となっています。
計算方法は、「支給額×12ヶ月+年間賞与」です。

 

「事業所の規模(労働者数)」は、労働時間、年齢層、給与にかなりの違いがみられます。

 

まず、年収についてですが、

  • 労働者100~999人の事業所「4,006,200円」
  • 労働者10~99人の事業所「4,263,800円」

となっており、労働者の少ない事業所の給与が一番高くなっています。

その差、約26万円です。(月2万円以上違うってことです)

 

これだけ見ると、

「訪問リハ(訪問看護)などの小さめの事業所で働こう!」

ってなっちゃいますが、年齢層や労働時間を見ると、印象がガラッと変わります。

 

年齢層は、

  • 労働者100人以上の事業所 31~32歳
  • 労働者10~99人の事業所 37歳

と5~6歳の差があります。

 

月の労働時間は、

  • 労働者1,000人以上の事業所「158時間」
  • 10~99人の事業「172時間」

と14時間の違いがあります。(毎月2日間多く働いてることになりますね)

勤続年数と月の残業時間は、ほぼ違いはありません。

 

これらのことから考えられるのは、

  • 理学療法士・作業療法士さんは、新卒時に「大きめの病院」で経験を積む
  • 30歳前後で転職をする人が比較的多い
  • 30歳前後の転職では、訪問リハビリなどの小さい事業所を、転職先に選択する人が増える
  • 小さい事業所は、「有給休暇の取得状況」や「そもそもの休日が少ない」などの影響により、労働時間が長くなる場合がある

ってことです。

理学療法士・作業療法士の平均給与の推移「2013~2018年」

続いて、平均的な働き方における年間給与(年収)の推移です。

年齢平均勤続年数月の労働時間月の残業時間支給額所定内賃金年間賞与年収
201330.74.81635277,300266,800637,4003,965,000
201431.34.81624274,000264,600609,4003,897,400
201531.55.31625284,000274,000639,9004,047,900
201631.85.31635280,700270,000701,2004,069,600
201732.75.71646284,100272,100639,9004,049,100
201832.96.11636285,200273,500662,2004,084,600
年収は、残業代等の各種手当を含めた金額となっております。
計算方法は、「支給額×12ヶ月+年間賞与」です。

 

直近の2018年だと、32.9歳で平均年収が4,084,600円となっています。

全体としては、徐々に上がっていますが、年齢層と勤続年数も上がっているので、なんとも言えませんね・・・

理学療法士・作業療法士の基本給(所定内賃金)と年間賞与【経験年数別・男女別】

最後は、経験年数別の基本給の金額です。

転職するときの給与提示は、基本給でされることが多いでしょうから、こっちの金額の方が、働き方(長時間の残業など)に左右されず、比較がしやすいと思います。

平成30年 賃金構造基本統計調査

(単位:円)

経験年数
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年250,900587,6003,598,400246,300677,6003,633,200
5~9年276,800700,1004,021,700257,500615,2003,705,200
10~14年306,000882,1004,554,100282,800659,7004,053,300
15年以上364,500867,2005,241,200313,400880,9004,641,700
全体279,300662,7004,014,300267,100661,6003,866,800
所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当は含んでいません。
また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。

 

経験年数1~4年の理学療法士・作業療法士の基本給(所定内賃金)は「24~25万円」です。

この金額を目安にして、就職活動(新卒さん)をするのも「あり」ですね。

 

なお、参考までに、平成29年の調査結果も載せておきます。

平成29年 賃金構造基本統計調査

(単位:円)

経験年数
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間賞与年収
1~4年251,800593,8003,615,400242,800594,3003,507,900
5~9年273,400718,0003,998,800262,400651,5003,800,300
10~14年312,000789,5004,533,500282,800751,0004,144,600
15年以上353,400899,2005,140,000322,300915,0004,782,600
全体277,300648,2003,975,800266,400630,7003,827,500
所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当は含んでいません。
また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。

まとめ

今回紹介した「理学療法士・作業療法士の平均給与」は、あくまでも平均値です。

なので、場合によっては、提示された給与額が平均給与から大きく外れることも考えられます。

 

ただ、転職などをするときの「1つの目安」としては、かなり参考になる数値だと思います。

提示された給与が「高いのか?安いのか?」、また「どのくらいの給与額を希望していいのか?」がわかりますので。

 

ぜひ、あなたの経験が適性に評価されるよう「平均給与額」を目安に、給与などの条件交渉を行ってみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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