看護補助者(病院介護職)として働く5つのメリット【准看護師に無料でなろう】

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看護師、転職、働きやすい病院

介護職の働き方(勤務先)は、主に次の3つに分けられます。

  • 看護補助者(病院で働く介護職)
  • ホームヘルパー
  • 福祉施設介護員(特養や有料老人ホームなど)

 

厚生労働省の調査(賃金構造統計調査)によると、この中で「福祉施設介護員」の給与が一番高く、「看護補助者」が一番低くなっています。

主な理由としては、看護補助者には、

  • 介護職員処遇改善加算(最大、37,000円/月額)
  • 介護職員等特定処遇改善加算(最大、80,000円以上/月額)

という介護保険からの給付がないからです。

 

【関連記事】

介護職員処遇改善加算、特定処遇改善加算については、こちらの記事を。

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なので、介護職として働き続けるなら、特別養護老人ホームなどの福祉施設介護員がオススメです。(昇給額も多いですし・・・)

 

ただ、

  • 介護職として働き続けるつもりはない
  • 手に職をつけて、キャリアアップしたい
  • 転職にも強く、安定した収入がほしい

などと考えているなら、看護補助者(病院で働く介護職)という選択肢を検討してみることをオススメします。

というのも、看護補助者として勤務することにより、准看護師の資格を学費無料で取得できる可能性が高くなるからです。

 

その理由として、この記事では、

「看護補助者(病院介護職)として働く5つのメリット」

について紹介します。

看護職としての働き方に興味がある人に読んでいただけると嬉しいです。

 

【関連記事】

看護師と准看護師の役割は、法律上明確に分かれていますが、実際の仕事内容(実務)については、ほぼ同じです。

詳しくは、こちらの記事を。

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准看護師になるために、看護補助者(病院介護職)として働く5つのメリット

まず、結論です。

  • 看護師(准看護師)の働きを間近で見ることができる
  • 奨学金の審査が通りやすくなる
  • 病院で働きながら、学校に通える
  • 学費無料で、准看護師になれる
  • 資格取得後の就職に困らない

 

それでは、1つずつ説明していきます。

看護師(准看護師)の働きを間近で見ることができる

看護補助者としての勤務経験がある人なら、看護師の仕事内容がわかっているかと思いますが、

「看護師って、具体的に、どんな仕事してるの?」

って人が、ほんとどだと思います。

 

看護師の仕事って、テレビなどの影響もあり、良いイメージばかりが先行していますが、実際は良いことばかりではありません。

そんな看護師の仕事における「良い所・悪い所」を、看護補助者として働くことにより、間近で見ることができます。

 

結果、「本当に、看護師になりたいのか?」という気持ちを明確にすることができます。

准看護師になるには、准看護学校(養成所)に2年間通う必要がありますので、自分の気持ちを明確にしておくことは、すっごく大切なことです。

奨学金の審査が通りやすくなる

病院の多くは、准看護師の資格取得に対し、奨学金制度を設けています。

准看護学校に通う学生は、この奨学金制度を利用することで、学費や生活費の負担を軽減できるようになっています。

 

ただ、すべての人が奨学金制度を利用できるわけではありません。

 

というのも、病院が「奨学金制度」を設けているのは、看護師不足を少しでも解消するためです。

つまり、「その人がしっかり勉強し、准看護師になってくれる」と病院側が判断しなければ、奨学金の承認はおりません。

言い換えるなら「どこの誰だかわからない人に、何百万円も出せません!」ってことです。

途中で、学校に通わなくなっちゃうかもしれませんし、学校には通ったとしても、准看護師試験に合格できないかもしれませんので。

准看護学校の学費は、2年間で150~170万円かかります。(僕の経験則です)

 

でも、看護補助者として働いていれば、あなたの人柄や働きぶりを見てもらえます。(アピールできます)

その結果、奨学金の審査も通りやすくなります。

もちろん、いい働きをしておく必要がありますけどね。(笑)

病院で働きながら、学校に通える

2年間の准看護学校(養成所)は、授業時間や通学頻度が学校によって様々です。

たとえば、

  • 平日午後の授業
  • 夜間の授業
  • 全日制の授業で、通学頻度が少ない

などです。

僕としては、「平日午後の授業」の学校が多い印象です。

 

つまり、准看護学校って、結構、授業以外の空き時間が結構あるんです。

そして、その空き時間にアルバイト等で働いてる人が多いんです。

 

そんなとき、看護補助者として病院で働いておくと、その授業のない時間に非常勤(アルバイト)として、そのまま働くことができます。

夏休みなんて、常勤と変わらず働くことができます。

病院側も「学校の授業優先」で勤務を組んでくれますから、かなり働きやすいと思います。

学校に通うことで、収入は減ってしまいますので、少しでも多く働けた方がいいですよね。

 

また、授業で学んだことを実践(臨床現場)で見れたり、先輩看護師に相談できたりするのも大きなメリットだと思います。

学費無料で、准看護師になれる【奨学金の返済免除】

病院の奨学金制度は、「返済の免除規定」を設けているところが多いです。

つまり、「奨学金って、返済が大変でしょ?」という心配は無用ってことです。(返済しなくていいので!)

 

もちろん、免除規定には一定の条件がありますが、

「卒業後に、その病院で数年間(たいがい2年間)勤務する」

としている病院が多いようです。

うちの法人は、2年間の勤務により、奨学金の返済が免除されます。

 

病院としては、看護師不足を少しでも解消するために、奨学金制度を設けていますので、つまりは、「卒業後、病院の力になってね。」ということです。

「2年間の勤務で、200万円近くの奨学金の返済がなくなる」わけですから、すっごくお得だと思いませんか?

奨学金を利用する際は、必ず「免除規定」の確認をしておいてください。

資格取得後の就職に困らない

言うまでもありませんが、病院の奨学金を利用することで就職に困ることはありません。

 

なぜなら、奨学金返済の「免除規定」により、自動的に就職先が決まるからです。

言わば、入学時に内定をもらっているみたいな感じです。

 

結果、安心して資格取得に専念できます。

奨学金制度のある病院は、エージェントサービスと求人サイトを利用して探す

「どうやって奨学金制度のある病院を探したらいいの?」という人は、完全無料で利用できる

を利用しましょう。

 

特に、エージェントサービスはオススメで「奨学金制度のある病院」を探しから、見学や面接の調整、給与などの勤務条件の交渉までしてくれます。

もちろん、「いずれは、准看護師になりたい」という意志も、事前に伝えてくれます。

 

介護職としての資格や経験がなくても利用できますので、とても便利なサービスです。

ぜひ、相談してみてください。

 

【関連記事】

エージェントサービスと求人サイトについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【介護職の転職】介護事業所の採用担当者がオススメする転職エージェントと転職サイト
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准看護師の平均給与は「月額28万円・年間賞与64万円」

介護職と比較すると、准看護師の年収は、50~100万円高くなります。

こんな感じです。

(厚生労働省「賃金構造統計調査」をもとに作成しています)

 月額支給額年間賞与年収
准看護師282,400円641,600円4,030,400円
看護補助者216,400円435,100円3,031,900円
ホームヘルパー240,800円387,400円3,277,000円
福祉施設介護員244,500円531,700円3,465,700円
年収は、夜勤や残業代等の各種手当を含めた金額となっています。
計算方法は、「月額支給額×12ヶ月+年間賞与」です。

 

わかりやすく、グラフにしてみます。

准看護師・介護職の平均年収比較2019年

 

2年間、がんばることで、その後の給与が一気に跳ね上がります。

生涯年収にしたら、かなりの金額です。

 

准看護師、ぜひ、検討してみてください。

 

【関連記事】

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まとめ

ここで、「学費無料で准看護師になるための手順」について、まとめておきます。

  1. 「エージェントサービス(カイゴジョブエージェントなど)」や「求人サイト(ジョブメドレー など)」を利用し、准看護師資格取得のための「奨学金制度」のある病院を探す
  2. 入職時に「いずれは、看護師になりたい!」という想いを伝え、看護補助者として働く
  3. 看護補助者として働きながら、准看護学校を受験する
  4. 合格後、「奨学金の利用」について承認を得る
  5. 奨学金の免除規定を利用し、准看護師資格取得後、その病院で働く

 

准看護師は、

  • 慢性期病院(療養病棟)
  • 精神科病院
  • 介護保険施設
  • 診療所(クリニック)

などで欠かせない職種であるため、転職にも強く、安定した収入を得ることができます。

 

資格試験も、合格率96.0%と高く、同年に複数回受けることができるため比較的取得しやすい資格です。

 

また、准看護学校(養成所)の入学者は、年齢層が幅広くなっていて、2019年度では、こんな感じです。

准看護師学校(養成所)の年齢別入学者割合 2019年度

出典:厚生労働省「看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査(令和元年度)」をもとに作成

 

30歳以上が、約4割、40歳以上でも、2割近くの人が入学しています。

つまり、「年齢を気にする必要も全くない」ってことです。

 

准看護師、ぜひ、チャレンジしてみください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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