「病院薬剤師の給料が安い」は本当か!?勤続年数別平均給与で比較したよ

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薬剤師、薬、クマの人形

地方の病院において、死活問題となっている「薬剤師」不足!!

(うちの病院だけだったら、凹みます・・・)

 

おそらく、病院の人材採用における「最難関職種」なんじゃないでしょうか。

ですので、うちの病院も、いくつもの人材紹介会社(エージェントサービス)にお願いをし、薬剤師さんの採用に力を入れているわけです。

いくつもの求人媒体を試しましたが、薬剤師さんの応募は、人材紹介会社からの紹介以外ほぼありません。

 

そんな状況もあり、人材紹介サービスの超大手「マイナビ薬剤師 」さんに、薬剤師さんの就職(転職)意向について色々と聞いてみました。

例えば、こんな感じで。

  • 薬剤師さんの就職先の希望はどこが多いの?
  • 調剤薬局のメリット、デメリットは?
  • 病院薬剤師のメリット、デメリットは?

 

で、教えてくれた回答が次のとおりです。(結構、衝撃です・・・)

  • 調剤薬局を希望する薬剤師さんがほとんど。
    (割合的には、ほぼ調剤薬局だそうです)
  • 病院への転職希望者は少ない。
    (つーか、ほぼいない。つまり、人気なし・・・)
  • 調剤薬局は、事業所数が圧倒的に多く、収入が高い。ただ、勤務時間が比較的長く、勤務時間帯が遅い。
  • 病院の薬剤師は、給料が安い。ただ、医師や看護師などの多職種と協同して、患者に直接関われるため、やりがいと学びが大きい。
これは、「マイナビ薬剤師」さんの担当者の個人的な感覚です。
でも、逆にそのほうが、信憑性が高いかも。(笑)

 

結果、病院薬剤師についてまとめてみると、

「給料は関係ない!俺は、臨床の現場で学び続け、患者さんを救いたいんだ~」

って感じでしょうか。(強烈に、美化してやりましたよ~)

 

はっきり言って、こんな崇高な人は、ほとんどいないですよね・・・(笑)

 

でも、ふと、「そもそも、病院薬剤師の給料が安いって、誰が決めたんだ?」って思ったんです。

 

だって、日本の病院数(平成30年3月現在)は、8,389あるんですよ。

給料の高い病院だって、低い病院だってあるはずなんです。

でも、平均値として出されてしまうと、「病院薬剤師は給料が安い」となってしまう・・・

 

そして、さらにこんな疑問が浮かびました。

  • 「病院薬剤師の給料は安い」という、イメージ先行の先入観(固定観念)が、病院の薬剤師採用を阻害しているんじゃないか?
  • また、平均給料が安いという理由で「病院薬剤師という選択肢」を、最初から外してしまうのは、求職者(薬剤師)にとっても、強烈な機会損失なんじゃないか?

 

そんなことで、ちょっと前置きが長くなりましたが、

今回は、「病院薬剤師の給料」の疑問を解決し、病院薬剤師の偏ったイメージを払拭するため、「勤続年数別給料一覧」を作成・比較してみましたので紹介します。

病院薬剤師の給料が安いは嘘だ!「安いところが多い」が正解!!

まずは、僕が出した結論からです。

病院薬剤師の給料が、すべて安いわけじゃない!!「安いところが多い」だけだ!!

 

この結論から、病院薬剤師とは、次の3つの条件を満たすことができる職場ってことになります。

  • 臨床の現場で患者と直接関わり
  • 医師や看護師などの多職種と協同することで「チーム医療」を学び
  • やりがいを感じながら、納得の給料をもらう

 

これ、最高の職場じゃないですか???

 

それでは、薬剤師さんの「男女別・経験年数別の平均給与」と「平均給与の年次推移」をみていきます。

薬剤師の男女別・経験年数別一覧

この表は、厚生労働省が行った「平成29年賃金構造基本統計調査」を元に作成したものです。

(単位:円)

経験年数
所定内賃金年間賞与年収所定内賃金年間給与年収
1~4年327,900853,9004,788,700298,700693,5004,277,900
5~9年368,800996,0005,421,600335,500787,6004,813,600
10~14年400,600928,7005,735,900349,900839,6005,038,400
15年以上447,600971,8006,343,000396,300857,5005,613,100
全体377,800830,9005,364,500351,200749,0004,963,400
所定内賃金には、残業手当、日直手当、夜勤手当は含んでいません。
また、年収は「所定内賃金×12ヶ月+年間賞与」にて算出しています。

 

さすが薬剤師さんですね、男性の場合、経験年数が1~4年でも、年収500万円近い給料が出ています。

ただ、なぜ、男女間でこんなに給料に開きがあるのかわかりませんが・・・

 

もしかすると、男女間で就職先の意向(希望)に多きな違いがあるのかもしれませんね。

薬剤師の平均的な勤務状況と平均給与の年次推移

次に、薬剤師さんの平均的な働き方と給与についてみていきます。

こちらも、厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」を元に作成しました。

年齢平均勤続
年数
月の労働
時間
月の残業
時間
支給額所定内
賃金
年間賞与年収
201339.17.616212370,600340,400879,4005,326,600
201438.67.016011376,000346,500799,7005,311,700
201538.77.116311381,600353,500755,7005,334,900
201637.46.516510363,500336,500787,0005,149,000
201739.07.216410388,300360,800778,6005,438,200
年収は、「薬剤師の男女別・経験年数別一覧」とは違い、残業代等の各種手当を含めた金額となっております。
計算方法は、「支給額×12ヶ月+年間賞与」です。

直近の2017年だと、39歳で平均年収が5,438,200円となっています。

これが1つの目安(相場)になりますね。

 

なお、所定内賃金(残業代等の各種手当てを差し引いた額)で、年収計算すると次のようになります。

  • 2013年:4,964,200円
  • 2014年:4,957,700円
  • 2015年:4,997,700円
  • 2016年:4,825,000円
  • 2017年:5,108,200円

こっちの数字の方が、働き方(長時間の残業や夜勤など)に左右されない純粋な比較ができると思います。

 

で、はっきり言っちゃいますが・・・

うちの方が出してるぜ~(笑)

ワイフワークバランスとやりがいを重視するなら「慢性期病院」で決まり!

「病院薬剤師って、夜勤はあるし、残業も多いし、休みだって・・・」

ってイメージを持っている人が多いかもしれませんが、すべての病院がこんな労働環境なわけではありません!!

 

現在、政府が「働き方改革」を推進していることもあり、病院薬剤師の労働環境はどんどん良くなっています。

なので、イメージと先入観だけで、「病院薬剤師」という選択肢を外さないでください。

 

例えば、こういう職場がありますから。

  • 臨床の現場で患者と直接関わり
  • 医師や看護師などの多職種と協同することで「チーム医療」を学び
  • やりがいを感じながら、納得の給料をもらう
  • ライフワークバランスを重視
    (夜勤なし、残業なし、有給休暇取得率90%以上)

 

「こんな職場ないでしょ~、そんな嘘にだまされないよ~」って思った人、探してみてください。

 

地方の「慢性期病院」を!!

 

薬剤師さんの給料は、都市部より、地方の方が比較的高いと言われています。

これは、強烈な人材不足による「需給バランス」の影響です。

 

つまり、薬剤師さんに入職いただくために、地方の病院は頑張っています!!

それは、給料だけじゃなく、労働環境すべてにおいてです。

 

ですので、探してみる価値は十分にあります。(必ず見つかるはず)

薬剤師の転職なら、5年連続「利用者満足度No.1」のマイナビ薬剤師を!!

はい、これは宣伝です。(笑)

マイナビ薬剤師「公式サイト」

今回、薬剤師さんの転職意向(希望)について、丁寧に色々と教えてくれた「マイナビ薬剤師 」さんへの感謝の気持ちを込めています。

 

僕は、人材紹介会社さんって、企業の人的課題を一緒になって解決していくパートナーだと思っています。

情報提供も含め、色々と一生懸命やってくれるところは信頼できます。

逆に、信頼できないパートナーだと、一緒に仕事をしたくないです。(仕事探しも同じかも・・)

そういう意味では、僕は「マイナビ薬剤師」さんは信頼できると思います。

 

ぜひ、「マイナビ薬剤師」さんで、地方の慢性期病院を探してみてください。

  • 5年連続で「利用者満足度No.1」
  • 47,000件以上の求人を保有
  • 1人あたり平均紹介求人数は、約18.0件
  • 人材関連サービスを40年以上行っている安心感
  • 全国の地域情報をシステム化しているので、地方にも強い!

 

なお、「マイナビ薬剤師」さんの公式サイトはこちらです。

詳細情報をチェックしてみてください。

薬剤師のための無料転職相談 「マイナビ薬剤師」

人材紹介サービスは、完全無料で利用できます。

まとめ

ここで、病院薬剤師の給与について、「おさらい」と「念押し」です。

 

病院薬剤師の給料が、すべて安いわけじゃありません!!

「安いところが多い」だけです。

 

さらに言えば、薬剤師さんの給料は地方の病院の方が高いと言われています。

でも、病院数は、都市部に集中しています。

 

もうお分かりですね、僕が何を言いたいか。

そうです、平均値で見ちゃうと、都市部の給与額に引っ張られちゃうんです!!

 

ですので、平均給与額だけで、転職先を判断せず「あなたのやりたいこと」を重視して、個別に給与等の条件を交渉してみてください。

人材紹介会社さんは、給与を含めたすべての条件交渉もしてくれますから。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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