看護師は人生で3回働き方を変える!?【看護師に転職が多い理由】

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看護師、集中治療室、パルス、ハート

看護師さんは、一般的に転職経験が豊富(転職が多い)です。

 

これは、長年、看護師さんの採用を担当してきた経験からも実感してます。(4~5回の転職はあたりまえ)

 

逆に、転職経験なし(初めての転職)という、看護師さんにはほぼ会った事がありません。

新卒者や経験年数の少ない看護師さんは除きますが・・・

 

なので、看護師さんの履歴書を見させてもらい、同じ病院で10年以上働いている人に出会うと、逆にビックリします!!(笑)

そして、「その病院は、すっごくいい職場なんだろうな~」とも思います。

 

そんな、転職経験豊富な看護師さんって、

「どんな時に転職しようと思うのかな?」

という素朴な疑問について、何人かのママさん看護師に聞いてみましたので、その理由をまとめておきます。

 

なお、この話を聞いて、

「看護師って、誰もが思い描く、理想の働き方を実践できる数少ない職種だな~」

って思いました。

 

やっぱ、看護師って、スゴイっす!!(笑)

看護師に転職が多いのは、人生で3回働き方を変えるから

ママさん看護師の意見で共通していたのは、

「経験年数やプライベートの状況によって、仕事(働くこと)に対する優先順位が変わるから」

というものでした。

 

具体的に言うと、

  • 看護師資格取得時(新卒時)
    ⇒ 大学病院等(急性期の大病院)で学びを重視
  • 経験3~5年目
    ⇒ やりたいこと(診療科など)を重視
  • 結婚・出産後
    ⇒ 働きやすさ(柔軟な勤務体系や休みやすさ)を重視
  • 子育てが落ち着くと
    ⇒ 看護師としてのやりがいと自分の体力を重視

って感じです。

なお、「良好な人間関係」は、不変のテーマだそうです。

 

それでは、1つずつ説明していきます。

大学病院や急性期病院で学びを重視する「新人看護師」

看護師資格を取得したばかりの看護師さんって、はっきり言って何もできません。

もちろん、国家資格を持っているわけですからベースとなる知識はありますが、実務という意味では全くの素人です。(病院によってやり方の違いもありますし・・・)

 

なので、国家資格というのは、「看護師としてのスタート地点に立つための資格」ってことになります。

「医師」ですら国家資格取得後、2年間の研修が義務付けられていますので、どの国家資格においても考え方は同じだと思います。

 

よって、新人の看護師さんにとって、最初に働き始める病院というは、今後の看護師人生を大きく左右する大きな選択なのです。

 

結果、救急対応や3交代制の勤務体系により体力的にかなり厳しかったとしても、看護師としての技術や知識を効率よく習得するために、大学病院などの大病院(急性期病院)を希望する看護師が多いそうです。

 

完全に「学び」を重視した働き方です。

 

逆に言えば、新卒で慢性期や回復期の病院および介護施設などで働いてしまうと、看護技術の習得という意味ではあまり期待できないってことになります。

大学病院等の経験から見えてきた「自分のやりたいこと(診療科など)」

大学病院などで経験を積んでくると、自分のやりたいことがある程度見てくるそうです。

例えば、

  • 小児科で働きたい(希望の診療科)
  • 高齢者の看護がやりたい(病棟の種類)
  • 在宅医療にかかわりたい(訪問看護など)

などなど。

 

ただ、すべての看護師が配属先を自由に選べるわけではありませんので、自分のやりたいことをするために「転職」という選択をする人が多いんだそうです。

 

ここが、まず1回目の働き方を変えるタイミングになります。

結婚や出産による家庭(子育て)とのバランス

子育て中のママさん看護師は、日勤パートや日勤常勤を希望する人が多いです。

これは、優先順位が「子育て・家庭」にシフトしたことを意味しています。

 

ですので、

  • 休みやすさ(突発の休みなど)
  • 有給休暇の取りやすさ
  • 時間単位の有給休暇制度の有無
  • 産前産後休暇・育児休業制度の取得状況
  • 院内保育室の有無

など、「学び」や「やりたいこと」よりも、子育てや家庭を重視した働き方ができる病院を探すそうです。

 

これが、2回目の働き方を変えるタイミングです。

 

子育てと仕事の両立ってすっごく大変ですので、結構、当然の判断かもしれません。

 

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看護師としてのやりがいを考える「子育て後の人生」

子どもが大きくなって、子育てに手がかからなくなってくると、

  • 看護師としてのやりがい
  • キャリアアップ(看護師長・看護主任など)
  • 自分の体力的な問題

などから、「これからの看護師としての働き方」を考えるそうです。

 

ここが、3回目の働き方を変えるタイミングになります。

 

ただ、「子育て後の看護師としての働き方」については、優先するものは様々でした。

例えば、

  • 子どもの学費(高校・大学など)のため、収入重視で病院を選ぶ
  • 看護師として、どこまでできるか試してみたい
  • 看護師長になって、マネジメントをやりたい
  • 体力的にきつくない病院で働きたい

などなど。

 

なので、優先する項目によっては、子育てしながら働いた病院の職場環境がいい場合、「このまま働き続けたい」という人も多いと思います。

看護師は、転職で困ることはない

医療業界において、看護師の人材確保は永遠のテーマです。

うちも、1年中、求人を出していますし。(笑)

 

つまり、

「看護師さんは、転職活動で困ることは、ほぼない!」

「転職先は、すぐに決まる!」

ってことなんです。

 

僕のような医療従事者でない者からすれば、すっごく羨ましい話なんですが、看護師さんからすれば「あたりまえという認識」です。

 

なお、ママさん看護師のみなさんからは、こんな意見が出ました・・・

  • 1回も面接で落ちたことがない
  • 面接という面接がない所も多い
  • ほぼどこの病院も、看護師の募集をしている
  • 自分で転職先を探さなくていい(無料で人材紹介サービスが利用できる)
  • 転職しても、待遇が悪くなることはない

 

ほんと、看護師さんの待遇は凄すぎる!!

つーか、羨ましい・・・

 

結果、人間関係の悪い職場で我慢して働き続ける理由はないんだそうです。

「次の仕事が見つからなかったどうしよう・・・」という不安もありませんし・・・

 

こりゃー、転職するわ~(笑)

 

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まとめ

ここで、「看護師さんの転職回数が多い理由」についてまとめておきます。

  • 看護師は人生で3回働き方を変える
  • 人材不足の労働市場(医療業界)
  • 人間関係の悪い職場で我慢して働き続ける理由がない
  • 転職活動の手間が少ない(無料の人材紹介サービスを利用)
  • 転職しても待遇(給与等)に影響なし

 

誰だって、長い人生の中で「働き方」を変えたいときがあるはずです。

でも、実際には、自由に「働き方」を変えられる人は少数です。

 

それは、

  • 生活(収入)はどうするの?
  • 次に雇ってくれるところはあるのか?
  • 待遇が今より悪くなるのでは?
  • 転職活動をする時間がない

といった、不安要素が行動を抑制するからです。

 

でも、看護師さんの場合、その不安要素が、ほぼない(少ない)んですよね。

だから、看護師さんは、自分の理想の働き方を求めて転職が多くなる。

 

ただ、これって、あたりまえの原理(心理)ですよね。

僕だって、看護師さんと同じ条件なら、転職して色々な職場で働いてみたいと思いますし・・・(笑)

 

ちなみに、看護師さんを採用する病院側としては、

「この病院で働き続けたいと思ってもらえる職場環境を作らないと、看護師さんの安定確保はありえないな~」

って感じました。

 

ほんと、「現場の声を聞く」って大切ですね~

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こう

医療・介護業界で経営管理の仕事をしながら、ブログ「まいぼた」を書いています。

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